50代 教職を目指して

人生の後半は、子どもに関わる仕事をしていこうと思います。50代・未経験のためいろいろ心配ですが、ゆっくり歩き始めました。

教員免許更新講習会 現職の先生に混ざって無事修了 

 50代にして初体験の教員免許更新講習会は、ウロキョロ心配の連続でしたが、未経験者もなんとか救ってくれる〝来る者拒まず〟の制度のようです。

会場は地元国立大学

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一人門をくぐる50代。

キャンパス内を歩いていると、20才前後の若者達とすれ違います。私にもあんな時があったはずなんだけれど、どうやらかなりの年月が経ってしまったようです。

とはいうものの、日常生活を離れ、大学のキャンパス内を歩く自分は、ちょっぴり、いやいや、かなり誇らしかったです。

半面、学生でもなく、働いているわけでもなく、何かポツンとしている自分を改めて確認させられもし…。

ただ、間違いなく言えることは、《適度な忙しさと勉強している感》は、気持ちのバランスを保ち、支えになるということです。

講義を受けてみて

肝心の講義ですが、内容が理解できるのか、おっかなびっくりで臨みました。
予想に反して、心配する必要は全くありませんでした。一般的に普通~に理解できる内容でした。

ただあせったのは、5~6人のグループになり、コロナ対応について話し合いをすることになった時のことです。

現職の先生方に混ざり、学校現場の対応を話し合うなんて!

ただよく考えれば、どこの職場でも求められる危機管理対応の1つ。これまでの経験から、話し合いにもフツーに参加させてもらいました(包容力のある現職の先生方、おかげ様でした。)

フーっ。

確認証明書が届きました

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講義終了後、講義ごとに履修証明書が郵送されてきます。
封筒を開け、緊張の一瞬です。「履修認定」の文言が見えました。

ハーっ、よかったよかった。

提出したレポートも、もう少しこう書けばよかったかな、などと気をもみましたが、終わってみれば、とにかく書いてさえあれば修了させてもらえるようです。

本当にありがとうございます!
何十年ぶりかで受けたテスト。合格するってうれしいものですね。

順に5枚の履修証明書が手元に届き、教育委員会宛ての申請書類を準備します。
(添付書類は以下のとおりです)
・免許状の写し
・30時間以上の更新講習会修了証明書
・運転免許証の写し
・証紙3,500円分

ちなみに、私の教員免許状は卒業した大学のあるA県教育委員会から発行されていますが、今回の更新手続きは現在住んでいるB県の教育委員会に申請しています。

待つこと約2カ月、県の教育委員会から書留郵便で確認証明書が手元に届きました。

A県教育委員会発行の免許状とB県教育委員会発行の確認証明書を合わせて、晴れて私は教員として働くことができるようになったのです。

AIに取って代わられずに残る職業

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ところで、受講した講義の中で特に印象に残ったことがあります。
「現代教育政策の諸動向」という名前を見ただけで逃げ出したくなるような講義の中で、

《世の中には多くの職業がありますが、どのような職業が人工知能に代替される可能性があるのか?》という問いかけがありました。

資料には、人工知能にとって代わられる職業と、10-20年後まで残る職業の一覧が記されていました。

小学校の教員はどっちに入っているのか!?

ありました、ありました!残る職業の方に。

う~っっ、よかったーー!
だって、これから目指そうとしている職業が、そのうちにはAIにとって代わられ無くなりますよでは、あまりにあんまりです。

残る理由は、
《高度なコミニュケーション能力》
《他者への理解力》
《柔軟な判断力》が必要とされるためで、小学校の教員は20位にランクインしていました。

うれしい勢いで本(『人工知能は人間を超えるか』松尾 豊)も買ってみましたが、かなり難しく、こちらはあっという間に頓挫してしまいました。 

教員採用の全国的傾向

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新聞を見ていたら、こんな記事が目に飛び込んできました。

《公立小学校倍率過去最低の2.7倍》
《先生確保に四苦八苦》

要因は学校現場の長時間労働などを嫌って民間企業を目指す人が増えたとみられるようです。

知らなかった。

小学校の教員は、AIに取って代わられずに残るけれど、目指す人は少なくなっている職業ということのようです。

ということは、この業界は売手市場ということなのでしょうか!?

まあ、私は正規を目指してないため、事情が違ってくるのでしょうけれど…。

まとめ

これで、教員として働くための最低限の準備は整いました。

やっとのこと手探りでここまで進んできましたが、1つ終わればまた次へとコマを進めなくてはなりません。

さあ、私を雇ってくれる学校は見つかるのでしょうか。

教員免許更新講習会を初体験!全部で30時間受講。

教職経験が無くても、これから免許の更新を行うことができることはわかりました。

さあ、次はそのための講習会の受講です。

 

お目当ての講習会はどこで、いつ行われているのでしょうか。

 

 

教育事務所で聞いてみると、講習会の開催は教育事務所ではなく、地元の国立大学などが行っているため、自分で調べて申し込み、受講が終わったらその履修証明書を教育事務所に提出することにより免許状が更新できる仕組みになっているとのこと。

 

なるほど。

 

必要な30時間の講習内容

免許状更新講習は、
  必修領域講習   6時間(以上)
  選択必修領域講習 6時間(以上)
  選択領域講習  18時間(以上)
  の合計30時間(以上)を受講・修了することが必要となります。

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6時間「以上」、18時間「以上」とありますが、ほとんどの方がピッタリ6時間又は18時間受講なのではないでしょうか。興味のある講習会は時間とお金が許すかぎり受講できますが、30時間で要件を満たすわけですからね。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/004/__icsFiles/afieldfile/2019/01/21/1412470_1.pdf

講習会はどこで行われているのか

文部科学省のHPに講習会を開催している大学一覧が出ています。
令和2年度 免許状更新講習の認定一覧(令和2年12月現在):文部科学省

 

まずは自分の地元の国立大学のHPからのぞいてみます。

ありました、ありました。「〇〇大学 教員免許更新支援センター」。

 

こちらの国立大学の教員免許更新支援センターでは、1年間のうち前期・後期の2回に分けて講習会が行われています。ちょうど後期の申し込みに間に合うタイミングでした。

 

全て1講習6時間(9時~17時)となっているため、
 「必修」から1講習
 「選択必修」から1講習
 「選択」から3講習を受講する必要があります。

 

「必修」は<教育の最新事情>という講習名で2コマ予定されています。それぞれ会場と日時が違うため、自宅からなるべく近い会場で、かつ、その日時で都合がつく方を選ばなければなりません。

 

「選択必修」は4種類の講習会が予定されており、「必修」と日時が重ならないように、かつ、自分の興味のあるというか、私の場合は聞いて理解できそうな講習会を選ばなくてはなりません。

 

「選択」は約20の講習の中から、「必修」「選択必修」と日時が重ならないように3つ選ばなくてはなりません。
 

受けてみたいと思う講習が他の領域の講習と同じ日にあったり、自宅から遠かったりと5つの講習を選ぶだけでもなかなか大変です。

 

ちなみにこの30時間の講習を全て同じ大学で受ける必要はなく、また、同じ大学が提供する講習でも対面式とオンデマンド配信*1のものがあり、とにかく組み合わせて30時間分の履修証明書がそろえばOKなのです。

 

コロナ禍であるため、大学によっては講習自体が中止になったり、対面式がオンデマンド配信に変更になったものもあります。私は現場の空気を少しでも肌で感じたいと思い、対面式を3つ、オンデマンド配信を2つ受講しました。

 

受講料

気になる受講料は1講習6,000円。
総額で6,000円✕5講習=30,000円となります。

 

金額は全国一律ではなく大学により違うかもしれません。これから受講を考えている方は、ご自分が受講する大学に確認していただければと思います。

修了テスト

そして、受講料以上に気になるのが修了テストです。6時間講習を聞いていればいいだけではなく、対面式の場合は最後に、オンデマンド配信の場合はレポートを郵便提出します。

 

今さらテストなんて…困ります…。

 

記憶力は惨憺たるものでしょうし、仕事で文章はパソコンで作りますから、思いついたところから書き始め、挿入・削除も自由自在。しかし、鉛筆書きのレポートは起承転結の順で書かなければなりません。そんなことが今さらできるのでしょうか。

 

オンデマンド配信の場合は自宅で書くため、最初にパソコンでレポートを作成し、提出用の用紙に鉛筆で清書しました。

 

しかし対面式講習の方は、「では、始めてください。」でよーいドンです。ノートに起承転結の構成を走り書きし、いったん書き始めてしまったらおおがかりな挿入も削除もできず、限られた時間で書き走れ!です。

 

このような文章の作り方は、学校卒業以来でしょうか。学生時代はこんなふうに作文なりレポートを書いていたのでしょうが、今となっては、よくそんなことができていたものだと不思議なくらいです。

 

読み返してみれば、多少順序が混乱していても、とにかく書いてさえあれば良しとしていただけるようです。「ふり落とすための講習ではない。」ですから。

 

 

 

*1:講習動画を自宅のパソコンで視聴する形式。同時配信ではないため、講師とのやり取りはできません。

教員免許は更新制。30年前に取った免許はどうなるのでしょうか。

50代は趣味だけで過ごせるのか

 長く勤めた会社を退職しました。
朝寝坊、スーパーでゆっくり買い物、中国の宮廷ドラマ、テニス教室など気が向くままに生活をしています。

そんな中で最も感動的で前向きになれるのが、地域の子どもに勉強を教える学習ボランティアです。

小学校1年生のエネルギーあふれる、かわいい言動に魅了されてしまいます。
「8-3」の引き算を一緒懸命考える小さい無垢な存在の力になれるのが、うれしくて…。

青空のテニスコートで夢中でボールを追う楽しみとは違う、自分が求められるということ。まだ「仕事」が必要なのかもしれません。

50代はくたびれてきますが、私の場合、趣味だけの生活にシフトしていくのは早いのかも…。

教員の免許を持っているため、どうしたら(臨時の)教員として働くことができるのか調べてみました。

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なつかしい小学校の昇降口付近の花壇
教員免許は更新制

平成21年より、教員免許は更新制となりました。私のように免許は取ったままそれっきりという人は、いったいどうすればいいのでしょうか。

文部科学省のHPには、次のように説明がされています。

  1. 目的
    教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身につけることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊厳と信頼を得ることを目指すものです。
  2. 更新講習の受講対象者について
    (1)現職教員
    (2)実習助手寄宿舎指導員学校栄養職員、養護職員
    (3)教員採用内定者
    (4)教育委員会や学校法人などが作成した臨時任用(または非常勤)教員リストに登載されている者
    (5)過去に教員として勤務した経験のある者
    (6)認定こども園で勤務する保育士
    (7)認可保育所で勤務する保育士
    (8)幼稚園を設置している者が設置する認可外保育施設で勤務する保育士など

    教員免許更新制の概要:文部科学省

 さて、私のようなケースはこの受講対象者の何番に当てはまるのでしょうか?大学卒業後、別分野で働いてきているため教職の経験はなく、現在無職なのです。何回読み返しても、どこにも当てはまらないような気がするのです。

 まさか…!

 大学卒業後免許を使っていない人は今さら更新ができないのでしょうか?一瞬恐怖がよぎりましたが、常識的に考えてみてそんなことはありえないと自分を励まします。

 HPをのぞき込んでいてもらちがあかないため、大学卒業時にもらった免許状を持って、近くの教育事務所(県教育委員会出先機関)に出向き、直接話を聞いてきました。

結論として、私のようなケースは、「(4)教育委員会や学校法人などが作成した臨時任用(または非常勤)教員リストに登載されている者」にあてはまるとのことで、その場で臨時教員希望の申込書を記入して、名簿に登載されることになりました。

 あ~よかった。

そういうことなんですね。もしかすると、自分の免許は知らないうちに失効してしまっているのかもしれないと心配していたので、一安心です。 

この後受講した講習会については、また、順にお話ししていきたいと思います。